こんにちは、若はげ丸です。
今回は、AGA治療における副作用についてのお話です。
AGA治療に少し詳しい人はこんな話を聞いたことがあるかと思います。
■AGA治療で使用する薬には、髪を生やす以外に副作用が出る可能性がある。
■副作用では呼吸不全や性欲減退などの症状が起きることも。
■AGAの治療薬を使うと、体毛がめっちゃ濃くなるの?
結論から先にお伝えすると、AGAで使用する治療薬には副作用が出る可能性はあります。
しかし、副作用が出る可能性は薬の種類にもよりますが、極めて低いです。
私もAGA治療を2年近く続けていますが、副作用らしい症状は現在のところ全く出ていません。
とはいえ、副作用の発生には個人差がありますし、AGAで使用する薬にどんな副作用があるのかを知っておくことは重要です。
本記事で詳細を解説していきます。
AGA治療薬でどんな副作用が起こる?
AGA治療薬の副作用は、使用する薬によって異なります。
薬ごとに想定される代表的な副作用と発生確率を下記に記載します。
■フィナステリド(別名:プロペシア)
・性欲減退
・勃起機能不全
・射精障害
・肝機能障害
※上記副作用の発生確率は0.2%〜1%程度と言われています。
■ザガーロ(別名:ディタステリド)
・性欲減退
・勃起機能不全
・だるさ(倦怠感)
・食欲不振
※上記副作用の発生確率は1%〜4%程度と言われています。副作用の症状は、フィナステリドと似通っています。
■ミノキシジル
・体毛が濃くなる
・血圧低下
・動悸や息切れ
・不整脈
※上記副作用の発生確率は約8%程度と他の薬よりは少し高いです。服用後に体調に変化があった場合には、薬処方元のクリニックに相談しましょう。
「フィナステリド」「サガーロ」の2つはどちらも、薄毛の進行を抑制するための薬です。
元々は前立腺癌の予防薬として使われていましたが、途中で薄毛対策にも効果があることがわかり使われ始めました。
主な副作用は、性欲減退などを含む性機能の低下と肝機能に関する障害です。
いずれも副作用の発生確率は0.2〜4%程度と低い水準にあります。
また、「ミノキシジル」には発毛を促進する効果があります。
ですがこちらも元々は、血圧を下げるための薬として使用されていたものであるため、副作用が起きる可能性があります。
主には、体毛が濃くなること、動悸や息切れなどです。
さらに、ミノキシジルの場合には副作用の発生確率が8%と少し高くなっています。
どの程度の症状が出るかは個人差がありますが、服用後に体調に変化を感じた場合には薬を出してもらっているクリニックへ相談するようにしましょう。
AGA治療開始後の体の変化【私の場合】
AGA治療後に感じた体の変化を、私の場合を例にお伝えします。
私がAGA治療で服用した薬は「フィナステリド」と「ミノキシジル」の2種類です。
服用開始後に感じた体の変化は下記です。
■体毛(二の腕の毛)が若干濃くなった。
■お酒が若干弱くなった。
■その他の副作用の症状は特に感じなかった。
体毛は若干濃くなった気がします。
これは、ミノキシジルの作用の影響です。
特に二の腕の毛は、以前よりも少し毛が太くなった感じです。
元々毛が濃かったわけではないので、気になるほどではありません。
突然ものすごい体毛が増えるといった症状は見られませんでした。
あとは、お酒が若干弱くなったかもしれません。
これはフィナステリドの副作用が影響している可能性はあります。
フィナステリドを飲むとお酒に弱くなるという実証データはおそらく出されていませんが、肝機能に多少影響を及ぼし、結果的に私の場合にはお酒が弱くなったのかもしれません。
ただし、お酒の弱さは年齢的な面も関係しているかもしれませんので、必ずしもフィナステリドの副作用かは不明です。
その他、副作用らしい症状は特に感じられませんでした。
治療薬の個人輸入は避け、専門クリニックでの受診を推奨します
治療薬はクリニックなどを通さず、直接インターネットで購入(個人輸入)することも可能です。
個人輸入は薬の購入費用を安く抑えられるというメリットがありますが、おすすめはしません。
理由は下記デメリットがあるからです。
■薬の安全性が保証できない。
■薬自体が偽物である可能性がある。
■副作用が出た時の対応が個人判断。
治療薬は海外から輸入する形となるため、第一に薬の安全性は保証できません。
また、悪質なケースだと届いた薬自体が偽物であるケースも想定されます。
そして、仮に服用後に副作用が出た場合においても、自己責任で副作用に対処していかなければなりません。
このようにデメリット方がはるかに大きいです。
専門のAGAクリニックであれば、安全面にも考慮した上で、薬を処方してもらえます。
私もクリニックを通して、薬をもらっていました。
■血液検査などで、薬服用前の健康状態をチェックしてもらえる。
■服用後に体調の変化があった場合にもすぐに相談できる。
上記のような安全面での対策をしっかりと取った上で、AGA治療を受けることを推奨します。
薄毛対策は重要ですが、健康な体を無くしてしまっては本末転倒です。
AGA治療薬は個人輸入は避け、クリニックを受診し処方してもらいましょう!