こんにちは、若はげ丸です。
今回は、AGA治療が薄毛対策に有効であることの理由を解説していきます。
AGA治療は私の実体験を踏まえても、現時点で行える最良の薄毛対策です。
しかし、AGA治療が薄毛の改善をもらたらしてくれる理由を知らないと、なかなか治療に踏み切れないと思います。
■AGA治療と聞いても、その中身をよくわかっていない
■AGA治療がなぜ薄毛改善に効果があるのかわからない
そしてAGA治療と言っても、さまざまな治療内容があります。
どのAGA治療を行えば良いかの判断をするためには、AGA治療の中身を知らなければいけないですよね。
そこで本記事では、AGA治療がなぜ薄毛対策に効果的かについてお伝えしていきます。
何となくではなく、しっかりとAGA治療の仕組みを理解した上で、治療を受けてもらいたいと思います。
AGA治療には科学的に認められた薬が使われている
AGA治療には、AGA(男性型脱毛症)に科学的にも効果が期待できる薬が使われています。
その効果が期待できる薬とは下記2つです。
【AGA予防に効果があるとされる薬】
■フィナステリド
■ミノキシジル
「フィナステリド」を使用することで、薄毛の要因となる「5αリダクターゼ」という酵素の働きを抑えることができます。
さらに「ミノキシジル」は、髪の毛の成長を促すように細胞に働きかける役割を果たすのです。
つまり、「フィナステリド」と「ミノキシジル」の両方を使用することで、髪が生えてくるヘアサイクルを正しく保ち、結果的に髪を増やすことができるわけです。
「フィナステリド」と「ミノキシジル」の効果は、日本皮膚科学会が定める「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」でも高く評価されています。
その他、過去海外で行われてきた臨床実験でも、その効果が確認されています。
次に、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のもう少し詳しい内容についても触れておきます。
フィナステリド(プロペシア)とは?
フィナステリドとは、1991年よりメルク社が開発を始めた抗アンドロゲン薬の1種です。
メルク社はアメリカの大手製薬会社です。
アンドロゲンとは男性ホルモンのことを指します。
フィナステリドは、抗アンドロゲン薬にあたるため、簡単に言うと男性ホルモンの結合を防止する薬です。
フィナステリドは当初、前立腺がんの治療薬として使われていました。
その後研究が進められる中で、男性型脱毛症にも効果があることがわかりました。
1997年にアメリカでは、男性型脱毛症の治療薬として認可が下りました。
また、2005年には日本で「プロペシア」という名前で厚生労働省からの承認が下りました。
【フィナステリドについて】
■1991年からアメリカの製薬会社にて開発が進められた薬。
■フィナステリドは元々、前立腺がんの治療薬だった。
■研究が進み、フィナステリドは男性型脱毛症に効果があることがわかった。
「フィナステリド」の効果は、「5αリダクターゼ」という酵素の働きを抑えることです。
「5αリダクターゼ」の働きが抑えられることで、薄毛の根本原因となる「ジヒドロテストロン」の増加を防ぎます。
「ジヒドロテストロン」が減ることで、髪が抜けにくくなります。
そのため、「フィナステリド」は結果的に抜け毛を防止し、薄毛改善に効果をもらしてくれるというわけです。
【フィナステリドの効果】
■フィナステリドは「5αリダクターゼ」の働きを抑制する。
■「5αリダクターゼ」が抑制されると、「ジヒドロテストステロン」が減る。
■毛髪の邪魔をする「ジヒドロテストステロン」が減ることで薄毛が改善する。
ミノキシジルとは?
ミノキシジルは、1960年代にアメリカのアップジョン社(現ファイザー社)が開発しました。
ミノキシジルには、血管を拡張させる効果があるため、当時は高血圧の患者に対する飲み薬として使用されていました。
その後、育毛にも効果があることがわかり、1980年代からアメリカで利用され始めました。
日本では2000年頃から、製薬会社などから販売されるようになっています。
【ミノキシジルについて】
■ミノキシジルは血管を拡張する薬として当初開発された。
■フィナステリド同様に、のちに育毛剤としての効果が認められ実用化。
ミノキシジルには、毛細血管を広げるだけでなく、髪の毛の成長を促進する毛乳頭細胞を活性化させる働きがあります。
毛乳頭細胞を活性化することで、髪の毛が生える周期(ヘアサイクル)が引き延ばされ、結果的に髪の毛が増えるという仕組みです。
しかし、ミノキシジルは元々血圧を下げる薬であるため、副作用の可能性もあります。
血圧が不安定な方や心臓に疾患がある方などは、使用に注意が必要です。
個人の判断での使用は避け、クリニックからの指示で処方するようにしましょう。
【ミノキシジルの効果】
■ミノキシジルは毛乳頭細胞を活性化させる働きがある。
■毛乳頭細胞が活性化することで、髪が生える期間が引き延ばされる。
■ミノキシジルは血圧を下げる効果もあるため、副作用の可能性もある。
結論:AGA治療はハゲ対策への最短距離
AGA治療がなぜ薄毛改善に効果が期待できるのかを、本記事を読んでわかっていただけたかと思います。
AGA治療の効果をまとめると下記となります。
■AGA治療は、薄毛の原因にアプローチする2つの薬が効果を発揮する。
■「フィナステリド」は髪が抜ける環境を事前に防いでくれる。
■「ミノキシジル」は髪が生える環境を促進してくれる。
私はAGA治療の中身を知るまでは、正直その効果に疑心暗鬼でした。
高額な治療費で薄毛で悩む人からお金をだまし取る治療法だとすら思っていました。
ですが、現在はAGA治療が唯一薄毛を根本から改善できる方法だと感じています。
それは、AGA治療の内容を自分で調べ、その効果を理解した上で自分の頭皮で試したからです。
そして私の薄毛も少しずつ改善しています。
もちろんAGA治療は100%効果が期待できる治療法ではないです。
ですが、現在行える治療の中では、最も薄毛脱出への近道であることは間違いありません。
ぜひ、本記事でAGA治療の理解を深めていただき、薄毛対策にお役立てください。
